2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ソーシャル・サポートネットワークとsense of coherence

9月17日に、聖路加大でポジティブサイコロジー勉強会があって、そこでは、Patient Reported measurement Information System (PROMIS)という米国で行われている主観的なヘルスアウトカムの測定ツールづくりについて紹介されていました。http://www.nihpromis…

健康生成論と病いの経験

これまで量的研究ばかりを行ってきて、ほとんど質的研究を行ったことがなかったにもかかわらず、患者を対象とした質的研究において重要なキーワードである病いの経験と語りについて執筆しなくてはならず、とても勉強になったのですが、この1週間、大変にスト…

sense of coherenceと社会的要因

今執筆中の健康と社会という教材の中で社会格差と健康について書かねばならなくなりました。 社会経済的地位、社会階層と健康については、日本国内では近年格差問題が大きく取り上げられていることもあって、特に公衆衛生、疫学系の先生方によって検討が進ん…

SOCスケールとSOC研究会

SOCスケールを紹介している昨年の看護研究誌の訂正のお知らせがweb siteに載りました。 http://www.igaku-shoin.co.jp/seigo/nr4207.html 関係各位には大変にご迷惑をおかけしております。 重ねてお詫び申し上げます。また、引用に関しては、山崎喜比古、吉…

post traumatic growth/ stress related growth とsense of coherence

現在放送大学の教材を作っていて、そのなかの「ストレスに向き合いつつ健康に生きる」という章を担当しています。主任の井上洋士先生より、そこで、post traumatic growth(PTG)或いはstress related growth について言及してほしいと言われていました。 po…

健康生成論とヘルスプロモーション

8月27日(金)に金沢大学の健康増進科学センターの会議で報告をしてきました。聖路加の中山先生や東大客員の河合薫さんも一緒でした。 現在金沢大の健康増進科学センターでは中山先生は客員教授、私は客員准教授になっており、先日のジュネーブの学会の渡航…