sense of coherence (SOC) 尺度の訂正 (医学書院「看護研究」誌42巻7号SOC特集記事より)

昨年末、医学書院が出す「看護研究誌」に「看護にSOCをどう活用するのか」というタイトルで特集が組まれました。
昨今のSOCに関する看護系の研究をレビューし、また、今後の看護学領域でのSOC研究を考える上でとても参考になる特集になりました。
山崎先生の原稿が間に合わず、続きの原稿が43巻2号に掲載されましたが、こちらも秀作で必読と思います。実践的領域に不可欠なSOCへの介入について言及しています。

そんなとても良い特集だったのでうが残念なことに誤植が発見されました。今回ブログを始めた1つのきっかけでもあるのですが。
最後まで確認できなかった私の責任でもあるのですが、肝心な尺度の項目に関する重要な情報で、大変に残念な限りです。
正誤表については、看護研究誌43巻3号に掲載されています。ここにアップしておきます。
訂正・ゲラ-1.pdf 直
13項目版であることを示すアスタリスク*がおかしな所についてしまっています。
ゲラの段階で尺度の左側の記号の書式の変更を指定した際に、誤ってアスタリスクと思いこまれてしまってそのまま出版されてしまったようです。。。
いずれにせよ、読者の皆様には大変にご迷惑をおかけしております。
心よりお詫び申し上げます。
今後はこのようなことがないよう、日々心がけるのみです。

sense of coherenceスケールの使用は自由ですが、正式には2001年刊行の山崎喜比古・吉井清子監訳「健康の謎を解く」が引用元になります。
2013年5月12日より、日本語版SOCスケールの使用方法について見直しをしております。
使用方法については直接戸ヶ里までご相談下さい。