SOCと事故の関係

先週金曜日に事故予防ということで、中学生向けにSOCについての講演をしてきました。
ちょっと難しかったかなと思いつつも、それなりに内容は充実していたと思っています。結局のところ、事故の要因と言うのは、感情コントロールの問題(処理可能感)や、精神的に視野が狭くなっている点(把握可能感)、そして相手に対するいたわりや優しさに欠ける点がある(有意味感)点などと言う感じで説明していきました。
これはやや飛躍に見えるかもしれませんが、間違ってはいない理解だと思います。
どうやって、SOCをつけて行くのか、という話になると、結局は経験なのですが、SOCについて良く理解して生活をしていく、というような説明をしてみました。つまり、処理可能感、把握可能感、有意味感のそれぞれについての理解を深め、より具体的な意味を理解することによって、枠組みを作り、それをもとに行動しよう、というある種の心理療法的なアプローチをしてみました。
来週に今回の報告を元としたグループワークがあるそうで、まずはどこまであれを中学生が理解できているのか、と言うあたりで楽しみです。