健康教育学会

昨日、今日と福岡で健康教育学会が行われていました。
ウェルビーイングにかんするテーマでグループワークを基調公演の代わりに行ったりラウンドテーブルディスカッションが多くあったり福岡大学の守山先生が大会長をされた5、6年前からずいぶん独特の雰囲気をもつ学会になりました。メインは医学系の研究者が多く、次いで栄養学系、看護系、養護教諭系、教育系、などの人が入り乱れた学会でしょうか。
今回は旧健康社会系の参加がまるでなくて、私だけでしたが、暖かい感じの基調?グループワークに参加しました。基調?グループワークについては稿を改めて記したいと思います。

さて、私は本日学会発表でしたが、三題socに関する報告があり、多くの意見が飛び交いましたが、いずれも研究の内容に関するものと言うよりは、socスケールあるいは概念の適用方法にかんするものに終始していて肝心の部分の議論ができないという状況でした。。
主な問題点は以下です。
備忘録がわりに記載しておきます。また順次これらについては記事を書いていきたいと思います。

SOCスケールの絶対的な得点の意味はあるのか。
思春期用SOCスケールは小学校高学年に回答できるものなのか、その信頼性妥当性は。
あと、直接質問があった訳ではないが時間があったら以下の質問も来そうでした。
SOCスケールは大学生や高校生への適用ができるのか。その妥当性信頼性は。
とくに初めの質問はこのブログで繰り返し説明してきました。なかなか理解してもらえないみたいです。おそらく臨床適用をすぐしたい方には向かない尺度であることは明確です。